「もう一度真摯に野球と向き合う」パワハラ問題で自由契約の元楽天・安樂智大 メキシカンリーグの球団と契約
パワハラ問題で去年プロ野球・楽天から自由契約となっていた安樂智大投手が5日、代理人を務める弁護士を通じてメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約したことを発表しました。 【画像】新天地が決まった安樂智大投手のコメント全文 パワハラ問題にも言及 安樂投手は去年、チームメートへのパワハラ行為が発覚、12月1日付で楽天を自由契約となっていました。 発表したコメントでは、まず今回の騒動について「当該選手、楽天球団、チームメイト、そして何よりも応援してくださった野球ファンのみなさまに多大なご迷惑をおかけしたこと、そして失望させてしまったことをこの場を借りてあらためてお詫び申し上げます」と謝罪しました。 続けてこの騒動の中で野球を辞めることも考えたことを明かした安樂投手、それでも「周囲の方々から絶対野球を辞めないでほしいと励ましていただきました。また、多くのファンのみなさまからも、このような私に対して『もう一度頑張れ、応援している』と言っていただきました」と周囲からの声援を受け、続ける決断をしたと語りました。 加入するメキシコシティ・レッドデビルズはメキシカンリーグ最多16回の優勝を誇るチーム。安樂投手はメキシコ屈指の強豪でプレーすることに関して「このたびメキシコシティ・レッドデビルズにて野球をする機会をいただけたこと、これらのことすべてに感謝し、もう一度真摯に野球と向き合い、皆様にまた応援していただけるよう、全力で精進してまいります」と決意を語りました。