沖縄の企業「忘年会・新年会します」76% 全国より多かった「理由」は 東京商工リサーチ調べ
東京商工リサーチ沖縄支店が17日発表した忘年会や新年会の開催に関する調査で、2024年の忘年会または25年の新年会を「開催する」と回答した県内企業(調査対象69社)は、76.81%となり、全国の59.58%を大きく上回った。 【写真】コロナ感染者、沖縄が全国最少だけど…医師が“警告”
新型コロナウイルスが流行した20年は「開催する」が17.31%まで落ち込んだが、23年は71.7%まで回復。24年はさらに上昇し、県内で忘・新年会の開催が再び活性化している様子が鮮明となった。 開催理由で最多だった回答は「従業員の親睦を図るため」で87.5%。全国の87.12%とほぼ同じだった。忘・新年会は「労働時間になるか」という質問は「ならない」が94.23%で、全国より4ポイント高かった。 東京商工リサーチ沖縄支店は沖縄の開催率が高い背景について「首都圏に比較して通勤時間が短く、リモートワークの割合も小さい。職場近くの忘・新年会への出席も移動負担が小さいことなどが比率を高くしているようだ」と分析した。 (島袋良太)
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