ドラゴンズの若手ホープは? 中日、来季のブレイク候補(6)持ち前の守備力でレギュラー奪取へ
今季も課題の得点力不足に苦しみ、屈辱の3年連続リーグ最下位に沈んだ中日ドラゴンズ。今オフには井上一樹監督が就任し、来季は”強いドラゴンズ”の復活が期待される。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる中日の選手を紹介する。
辻本倫太郎
投打:右投右打 身長/体重:168cm/73kg 生年月日:2001年8月11日 経歴:北海高 - 仙台大 ドラフト:2023年ドラフト3位 ルーキーイヤーの今季、一軍の舞台を経験した辻本倫太郎。打撃を強化し、来季は一軍で結果を出したいところだ。 仙台大から、2023年ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。しかし、オープン戦では13試合の出場で打率.192(26打数5安打)、3打点とアピールできず、開幕はファームで迎えた。 4月17日には一軍昇格を果たしたが、4試合の出場で3打数0安打に終わり、同25日にはファーム降格。その後、9月まではファームでバットを振り続けた。 9月5日に一軍昇格を果たすと、同7日の広島戦ではプロ初安打を記録。一方、11日のヤクルト戦ではまさかの2失策を記録するなど、持ち前の守備でミスが出るシーンもあった。 今季は一軍で13試合に出場し、打率.167(18打数3安打)。ファームでも90試合の出場で打率.227、21打点と、やや物足りない数字に終わった。 それでも、10月に行われた「みやざきフェニックス・リーグ」、11月の「2024アジアウインターベースボールリーグ」に参加し、経験を積んでいる辻本。課題の打撃を強化し、レギュラー奪取を狙いたい。
ベースボールチャンネル編集部