大谷翔平【Getty Images】

　ロサンゼルス・エンゼルスからフリーエージェント（FA）になった大谷翔平選手は、多くの球団から興味を示されており、来季は他球団でプレーする可能性が高まっている。同選手が球団側に求める条件は不明だが、米メディア『フォックススポーツ』でアナリストを務めるベン・バーランダー氏が、理想的な移籍先としてテキサス・レンジャーズ行きを勧めている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　レンジャーズは今季、90勝72敗の成績を残し、ア・リーグ西地区2位でポストシリーズに進んだ。ワイルドカードシリーズでタンパベイ・レイズに2連勝、地区シリーズではボルチモア・オリオールズを3連勝で下すなど驚異的な強さを見せつけている。最終的にワールドシリーズまで進出すると、レンジャーズがアリゾナ・ダイヤモンドバックスを相手に4勝1敗の成績を残し、創設63年目で初優勝を飾った。 　バーランダー氏は同メディアを通じ「大谷のレンジャーズ移籍が理にかなっている最大の理由は、最も明白なものだ。私たちが何度も何度も聞いてきたように、彼は勝利を望んでおり、ワールドシリーズ・チャンピオン以上に今、勝者を体現している者はいない。複数の報道では、レンジャーズが大谷に興味を持っているチームであるだけでなく、彼が興味を持っているチームでもあるとされている。繰り返すが、それは完全に理にかなっている。大谷はレンジャーズが歴史的なプレーオフ進出を果たし、ワールドシリーズのトロフィーを掲げるのを遠くから見ていただけだ。彼は勝者の一員になりたいと思っているはず」と綴っている。