駒木根葵汰&松本仁、『君とゆきて咲く』出演決定 新選組の運命を揺るがす“参謀兄弟”に
7月17日の放送より新章が開幕する『君とゆきて咲く』(テレビ朝日系)に駒木根葵汰と松本仁が出演することが決定した。 【写真】兄弟を演じる駒木根葵汰&松本仁(複数あり) 原作は、手塚治虫が1963年に発表した『新選組』。『仮面ライダーリバイス』(2021年~2022年/テレビ朝日系)で共演経験のある前田拳太郎と奥智哉がW主演を務め、オリジナルキャラクターとして描かれる若き新選組隊士を演じる。 前章では、主人公の2人、深草丘十郎(奥智哉)と鎌切大作(前田拳太郎)の運命の出会いから友情を育んでいくさまが描かれたほか、新選組が徐々に進化、拡大を遂げていく過程も描写された。 新章では、“池田屋事件”で亡き父の仇を討った丘十郎が隊士としての使命に目覚める一方で、大作は丘十郎が自分を守るために親友・庄内玄悟(上野凱)を斬った事実に直面して苦悩。思わぬ形で“仇同士”になってしまった2人が、後戻りのできない壮絶な運命にもがき苦しんでいくことに。さらに、時代に翻弄され、変化を余儀なくされていく新選組の姿も克明に描かれる。 新選組に大きな変化をもたらすのが、新キャラクター・伊東甲子太郎、鈴木三樹三郎の兄弟。2人とも歴史上の人物で、甲子太郎は武力、知力、政治力すべてに優れ、交渉術にも長けていることから新選組に“参謀”として招き入れられる。しかし、甲子太郎は自分にふさわしい品格を持つ相手としか言葉を交わさないという信条を持ち、そのほかは弟の三樹三郎を通じて意思表示を行う、気位の高い男だった。 甲子太郎を演じる駒木根は、『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日系)で主演を務め、続く『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(テレビ朝日系)にもレギュラー出演。『機械戦隊ゼンカイジャー』と同時期に放送されていた『仮面ライダーリバイス』に出演していた前田、奥と本作で“ヒーロー共演”を果たす。 甲子太郎はゴールドのインナーカラーを入れた長髪を後ろで結び、常に扇を手にしているなど、ビジュアル的にも妖美さ全開。駒木根は「この物語の重要人物を任せていただいたこと、そして実在する人物を演じることはいつもと違った緊張を感じました。『君とゆきて咲く』後半戦もお楽しみください」と、新章のキーパーソンを演じる決意を明かした。 そして、兄・甲子太郎を敬い、付き従う弟・三樹三郎を演じるのが、『人生が変わる、シン・時代劇オーディション「真剣 SHINKEN」~新選組への道~』に参加した松本。オーディションでは、約800名の応募者の中から羽谷勝太が南無之介役を勝ち取り、最終選考まで残った柊太朗が原田左之助役、庄司浩平が斎藤一役、上野凱が庄内玄悟役に抜擢された。 松本は、最終選考直前の団体演技の時点で脱落したが、視聴者による敗者復活投票で第1位に選ばれ、三樹三郎役での出演が決定。敗者復活投票で選ばれた際、松本は「自分自身、ちゃんと役をいただいて映像作品に出るのは初めて。僕にとって初めての大事な作品になるのでめちゃめちゃ気合いを入れて頑張っていきたいと思います」とコメントを寄せた。
リアルサウンド編集部