初の開幕投手の西武・今井達也 球団14年ぶりの開幕戦2桁奪三振
◆楽天―西武(29日、楽天モバイルパーク宮城) 初の開幕投手で西武の今井が圧巻の奪三振ショーを披露した。 ■秋山幸二さんが〝伝説のバク宙〟披露!? 【動画】 初回先頭の茂木から157キロの直球で空振り三振を奪うと、6回まで毎回の10奪三振。2010年に涌井(現中日)がロッテから11三振を奪って以来、チーム14年ぶりの開幕戦2桁奪三振だ。 松井監督から開幕投手を告げられたのは2月の春季キャンプ中。昨季7戦6勝で2021年10月から9連勝中と得意な楽天を相手にも慢心はなく「勝ってスタートするのが大事。チームを代表して投げるので、責任感を強く持ってマウンドに立つ」と静かに気合を入れていた。 昨季本塁打王の浅村にも「名前負けしない。常に強気で攻めていく」と宣言した通り、2回の第1打席はスライダーで、4回の第2打席は154キロの直球で2打席連続三振を奪った。
西日本新聞社