現役引退の森谷賢太郎氏が川崎Fに復帰! 強化部スタッフ就任「現役時代のプレースタイルと同じように…」
川崎フロンターレは28日、森谷賢太郎氏が強化部スタッフに就任することを発表した。 1988年9月21日生まれで現在36歳の森谷氏は、2011年に横浜F・マリノスでデビューを飾り、2年後に川崎Fへ移籍。在籍6シーズンで公式戦通算158試合に出場し、2度のJ1リーグ優勝を経験した。その後はジュビロ磐田、愛媛FCを経て、2022年からサガン鳥栖に在籍。今月初め、2024シーズン限りでの現役引退を発表していた。 森谷氏は発表に際し、川崎Fの公式サイトを通じて次のようにコメントした。 「川崎フロンターレに関わるすべての皆様へ。まずは、現役生活を通じて応援してくださったすべての皆様に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。この度、来季より川崎フロンターレの強化部スタッフとしてお世話になることになりました。再びこのクラブに携わる機会をいただき、とてもうれしく思っています」 「私は2013年から2018年まで川崎フロンターレでプレーさせていただきました。2017年の初タイトル獲得をはじめ、そこに至るまでクラブが築いてきた歴史の一端を、川崎フロンターレに関わるすべての皆様と共に歩んだ時間は、私にとってかけがえのない宝物です」 「また、14年間のプロサッカー選手としてのキャリアを通じて、たくさんの方々と出会い、新たな視点や知見を得る貴重な経験をさせていただきました。その中で、クラブや選手のために惜しみない愛情と情熱を注いでくださる方々の存在を知りました。それは、クラブを支えてくださる地域の皆様、行政やパートナー企業の皆様、選手を全力で支えてくださるクラブスタッフやボランティアスタッフの皆様、そしてどんな時も温かい声援を送り続けてくださるファン・サポーターの皆様です。クラブに関わる皆様一人ひとりが、クラブを形作り、そして支えてくださっていることに心から感謝しています」 「川崎フロンターレには、時代と共に進化する柔軟さと、変わらない本質的な魅力があると感じています。その本質的な魅力こそ、クラブの歴史や文化を築き上げ、惜しみない愛情と情熱を注ぎ続ける『川崎フロンターレに関わる皆様そのもの』だと思っています」 「来季より強化部と事業部をつなぐ役割『事業部連携担当』として、クラブ、選手、行政やパートナー企業の皆様、地域の皆様、そしてファン・サポーターの皆様をつなげていくために尽力していきたいと思っています。現役時代のプレースタイルと同じように『潤滑油』として、川崎フロンターレに関わるすべての皆様と手を取り合いながら、クラブの価値をさらに高められるよう一生懸命取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします」
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