本木雅弘、「あさイチ」で32年前「紅白歌合戦」伝説の「演出」真意を告白「賭けに出て記憶に残るようなパフォーマンスができれば」
俳優の本木雅弘が15日、NHK「あさイチ」(月~金曜・午前8時15分)に生出演した。 【写真】本木雅弘、内田也哉子、樹木希林さん…貴重な家族ショット 番組では、本木が1992年の「NHK紅白歌合戦」にソロとして初めて出演した時の映像を放送。「東へ西へ」を歌った当時27歳の本木は、コンドームを膨らませネックレスのように首からぶらさげ歌唱。さらに途中で振り向くと“半ケツ”を見せる大胆な演出を敢行した。 この時の思いを本木は当時の自分は「常に自虐で再生するじゃないですけど、破壊的なことをして自分を追い込んで再生していくみたいなところがあって」と明かし、紅白の演出は「この時もすでに(所属事務所から)独立してから1人でライブとかやっていたんですけど、およそそれも長続きはしないであろう…そこでまさかの紅白のお話が来て、これも一回こっきりだろうと思ったので、せっかくならば、ちょっと賭けに出て記憶に残るようなパフォーマンスができれば…というふうな感じでしたね」と説明した。 そして「スタッフの人にも内緒で楽屋もみなさんと一緒じゃなくて、バンドのところに行ってコソコソ用意して、それで舞台袖に紙袋で例のものを自分のスタッフの人に持っていってもらって直前でかけて行くって感じで出て行ったんですね」と振り返り「米国の70年代のストリーキングですか?公衆の面前に全裸で疾走するみたいな…。ある種の度胸試しというようなところもあってやってみた」と明かした。 NHKには「このパフォーマンスをしたシーンは、エイズ撲滅のメッセージとしてのパフォーマンスだったと局側に説明して、おとがめどころか次の年からポップジャムという音楽番組の司会のお仕事をいただいた」と感謝していた。
報知新聞社