横須賀の観光農園、イチゴ狩りがスタート 津久井浜地区「すごくおいしい」
横須賀市津久井の津久井浜観光農園で新年から恒例のイチゴ狩りが始まり、正月休み最後となった5日も早春の味を楽しもうと、家族連れらが続々と訪れた。5月5日まで。 【写真で見る】来園者がイチゴ狩りを楽しむハウス=5日、津久井浜観光農園 同園では農家14軒が集まった「いちご狩り組合」が、粒が大きく糖度の高い「紅ほっぺ」や甘みと酸味のバランスがいい「やよいひめ」などを栽培。同組合の島野幸道副会長(66)によると、今季は昨夏の猛暑で苗の生育が遅れ、その影響で植え付けや色づきなど全体的にイチゴの収穫時期に遅れが出ていたという。 このため元日からスタートしたイチゴ狩りは、4日まではイチゴの数がそろわず入場を制限したというが、島野副会長は「ようやく回復した。これからは順調に育つ。おいしいイチゴをぜひ味わってほしい」と来園を呼びかけている。 この日、市内在住の祖父母らと来園した岡山市の女児(5)は「すごくおいしい。練乳をかけても、そのままでも甘い」と次々と頬張っていた。 30分間食べ放題。受付時間は午前9時~午後3時。入園料(3歳以上)は4月5日まで2300円、同6日~5月5日は2千円。京急線津久井浜駅発着の送迎バスあり。開催期間中の問い合わせは現地案内所電話046(849)5001。
神奈川新聞社