水害について学ぶ防災教室 63年前の豪雨で24人犠牲、地元住民が当時の様子語る 大分
大分放送
過去、大水害に見舞われた国東市安岐町で、当時の様子を学び、子どもたちの防災意識を高める水害学習教室が開かれました。 【写真を見る】水害について学ぶ防災教室 63年前の豪雨で24人犠牲、地元住民が当時の様子語る 大分 (中野昭純さん)「24人も死んでいる。そのくらい大きな水がが出ました」 国東市の安岐小学校では、63年前の水害を経験した地元の中野昭純さん(81)を招いて、4年生の社会科の授業が行われました。 安岐町では1961年10月の豪雨で河川が氾濫し、24人が犠牲になりました。中野さんは18歳だった当時の様子を写真で紹介しながら子どもたちに語りました。 また、8月の台風10号で安岐町に被害が出たことにも触れ、自分の命は自分で守ってほしいと伝えました。 (児童)「63年前のことを学べてよかった」「頭の中ではわかっていたが想像以上に降っていたからびっくりした」「自然災害が起きてほしくないと思いました」 安岐小学校では水害学習を通じて想定される災害への理解を深め、防災意識を高めてほしいとしています。
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