「頻繁に怒鳴り声」北九州中学生殺傷 容疑者は“動機”答えず 捜査員が窓ガラス破り突入、特定の決め手は?【Nスタ解説】
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北九州市で中学3年の2人が刃物で刺された事件で、逮捕された43歳の男。面識がないとみられる2人を襲った動機とは? 【写真を見る】窓ガラス破り突入…容疑者、大声で警察に苦情も ■防犯カメラ 犯人特定の決め手は 日比麻音子キャスター: 19日、殺人未遂の疑いで逮捕されたのは北九州市小倉南区の無職・平原政徳容疑者(43)。 逮捕の決め手となったのは、周辺の防犯カメラ100台以上、数十台のドライブレコーダーの映像でした。 今回、事件発生から6日目での逮捕となりましたが、どのように見ていますか。 元埼玉県警・捜査一課 佐々木成三さん: かなり時間を要したと思う人が多いかもしれませんが、かなり困難な捜査の中、緻密に証拠を積み上げての逮捕で、早期的な逮捕だという印象です。 日比キャスター: 6日間で慎重に捜査が進められて、スピード感もあったと見ていいということでしょうか。 元埼玉県警・捜査一課 佐々木成三さん: 防犯カメラを100台以上、ドライブレコーダーを数十台を見て確認しなければいけないわけで、かなりの時間を要したと思います。綿密な検証・捜査など総合的に展開していただろうと思います。 日比キャスター: 逮捕の決め手を特定するために、いくつもの防犯カメラやドライブレコーダーの映像を、点と点を繋ぎ合わせるように、リレー捜査をして足取りを追っていったということです。 また、周辺の防犯カメラなどから、黒いワンボックスカーの出入りを確認して車を特定したり、立ち寄り先の防犯カメラで、黄色いサンダルなど犯行現場で確認された特徴と一致させていったりしたといいます。 ■容疑者を2日前から監視し、突入 専門家「特異さや人物のデータから…」 日比キャスター: どのような捜査が続けられていたのでしょうか。警察によると… ▼14日午後8時25分 事件発生 ▼17日 事件発生から4日目 平原容疑者の監視を始める ▼18日 事件発生から5日目 捜査の中で容疑者の車と特定 ▼19日 事件発生から6日目 午前10時前 容疑者宅に突入し逮捕 容疑者宅に突入という形での逮捕となりましたが、突入という方法を選んだのは、なぜだったのでしょうか?