【バレー】マーヴェラスジュニア・ヘッドコーチ坂下麻衣子さん「ふとしたことから選手たちの成長を感じることができる。バレーボールを楽しんでもらいたい」
10月5、6日に開催されたバレーボールSV-V.LEAGUE U15選手権大会。 女子大会の会場である相模原ギオンアリーナにてマーヴェラスジュニアのヘッドコーチに就任した坂下麻衣子さんに話を聞いた。 坂下さんはJTマーヴェラス(現大阪マーヴェラス)で活躍し、日本代表にも選出されたアタッカー。 一度現役を引退したが、PFUブルーキャッツで復帰し、後にチームのコーチも務めた。 2022年には武庫川女子大学(兵庫県西宮市)の監督に就任し、同年のユニバーシアードにもコーチとして参加している。 新リーグのライセンス要件として各チームにジュニアチームの保有が求められている。JTマーヴェラスも今季よりチーム名を冠したジュニアチームを立ち上げた。 U15選手権大会はチームにとって初の大きな舞台となる。 ――ジュニアでの指導は今年からですね? 坂下:はい、そうですね。 ――武庫川女子大学の監督をされていますが、そちらの方は? 坂下:大学と並行してこの活動をやらせていただいています。 ――このお話が来た経緯は? 坂下:マーヴェラスさんがSVリーグに参戦するにあたってジュニアチームを作るというミッションがありました。 そういった背景の中で、マーヴェラスのOGでもあり、同じ西宮市内でバレーボールを強化していた自分にお声掛けをいただきました。 私自身も西宮出身なのですが、実は小学校の頃にマーヴェラスさんのバレー教室に行ったことがありまして、それがきっかけでバレーボールを本格的にやっていこうという思いが芽生えたんです。 西宮の子供たちに自分が経験した時と同じ環境を提供できたらいいなと思っていましたし、地元に貢献したいという気持ちもあったので、引き受けさせていただきました。
――ジュニアを指導しての感想は? 坂下:シニアとも大学生ともまた違う指導になります。4月から始めたばかりなのでまだそんなに月日は経ってないのですけれども、それでもふとしたところで子供たちの成長に気が付くことができますね。 プレーの面もそうですけれども人間としての成長、後輩への気遣いができるようになったりとか挨拶ができるようになってきたりとか。ジュニア指導の楽しさを感じています。 ――どういうことを重点的に教えているのでしょうか?