オリックス・山下舜平大、400万円減の年俸3600万円で更改 今季は3勝に終わり「この気持ちを忘れず来年につなげられたら」
オリックス・山下舜平大投手(21)が22日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、400万円ダウンの年俸3600万円でサインした。(年俸は推定) 【写真】オリックス・山下舜平大、1失点プロ初完投も6敗目「また悔しさができたので来年にぶつけたい」 「不甲斐ないピッチングが続いていましたし、チームには迷惑をかけているなと自分では思っていたので、この気持ちを忘れず来年につなげられたら。取り返したわけではないですけど、少しでもチームの勝ちに貢献できたら」 先発の柱として期待された今季は開幕から制球面に苦しみ、前半戦で4敗。ファームでの再調整や1軍でのリリーフ起用などを経て後半戦では登板3連勝をマークし、復活を印象付けた。最終的に14試合の登板で3勝6敗、防御率3・38だった。 シーズン終了後には「第3腰椎分離症」を再発。現在はリハビリ中で、キャッチボールもすでに再開。年内でのブルペンでの投球練習再開を目標にしており、現時点では年明けの1月も一人で自主トレを行う予定。「個人の目標はまず1年間、しっかり(先発の)ローテーションを回って去年の9勝を超えるような成績を残したい。チームに貢献してチームをもう一度日本一になれるように頑張りたい」と再起を誓った。