固定金利より安いから変動金利で住宅ローンを借りたのに、日銀がマイナス金利政策をやめる? うちの住宅ローン、どうなるの?
まとめ(対処法)
現在、変動金利で住宅ローンを借りている人は、固定金利へ借り換えるべきか迷うこともあるでしょう。その際は、現在の残債とローンの残存期間を確認しましょう。次に、以下の点を考慮の上でシミュレーションして「借り換え」または「変動金利を継続」のどちらが有利かを検討するとよいでしょう。 ・固定金利との金利差:何パーセント? ・金利の逆転現象(変動が固定を上回る):起こるとすればいつ? ・逆転現象の期間:何年?(総返済期間から逆転時までの期間を引く) 今後住宅ローン金利が上がっても、借入額が少ない、返済期間が短いなどであれば、金利変動の影響も相対的に少なくてすむといえます。 すでに変動金利で借りている人は、繰り上げ返済などで残債や返済期間を減らす、今後変動金利で新規借入れをしたい人は、頭金を増やして借入額を減らす、などの工夫も有効でしょう。 出典 (※)日本銀行 日本銀行について Q 金融市場調節方針の変遷を教えてください 執筆者:岩永真理 一級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部