弁財亭和泉が三遊亭白鳥の『落語の仮面』を再演 代官山落語夜咄「弁財亭和泉 白鳥噺の会」
映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。 【水先案内人 広瀬和生のおススメ】 三遊亭白鳥が創作した全10話の『落語の仮面』は美内すずえの『ガラスの仮面』を下敷きに創作した女性落語家の成長物語。弁財亭和泉は10カ月かけてこの全10話を完演した実績を持つ。 今回「代官山落語夜咄」で和泉に演じてもらうのは、第9話『二人の豊志賀』。主人公の三遊亭花が宿命のライバル立川あゆみと三題噺で直接対決する、物語のクライマックスと言うべき回だ。もちろん和泉はこの第9話を演じるに当たって第1話から9話までの「あらすじ」を冒頭でわかりやすく語ってくれるので、『落語の仮面』初体験の方でもスムーズに物語に入り込むことが出来る。 この機会にぜひ、和泉が自らの個性で磨き上げた『落語の仮面』の世界を体験していただきたい。 <公演情報> 代官山落語夜咄「弁財亭和泉 白鳥噺の会」 5月27日(月) 東京・晴れたら空に豆まいて ※配信は6月10日(月) まで視聴可能 ■演目 弁財亭和泉 白鳥作〈落語の仮面〉より 第九話『二人の豊志賀』 ■チケット料金 観覧:3,300円 配信:2,200円