2050年、全世帯の45%が1人暮らしに 鹿児島は九州で2番目に高い割合 国の研究機関が予測
南日本放送
2050年に鹿児島県では「全世帯の45.4%、およそ2世帯に1つの世帯が1人暮らしになる」という推計を国の研究機関が発表しました。 【写真を見る】2050年、全世帯の45%が1人暮らしに 鹿児島は九州で2番目に高い割合 国の研究機関が予測 1人暮らしの割合は全国で7番目、九州では福岡に次いで2番目に高くなると予測しています。 国立社会保障・人口問題研究所は5年に1度、国勢調査に基づいて将来の世帯数の推計をまとめています。 今回、2020年の国勢調査をもとに推計した結果、鹿児島県では2050年に、全ての世帯に占める1人暮らしの割合が45.4%に上昇し、30年間で6.5ポイント増えるとみられています。 1人暮らしの割合は全国でも増加し、東京都の54.1%が最も高く、鹿児島県は全国7番目、九州では福岡に次いで2番目に高くなると予測しています。 また、65歳以上の高齢者が1人暮らしとなる割合は24.8%で、鹿児島県は全国4番目、九州では一番高くなっています。 1人暮らし世帯の増加について、研究所は「若者の未婚率の上昇などが背景にある」とみていて、人口減少も加速するなか、今後、地域社会をどのように維持していくかが課題となります。
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