【ナゼ?】映画のロケ地にもなった湘南の人気カフェが“立ち退き”巡って鎌倉市とバトル中!二転三転する理由と曖昧な回答に、店主は「負けるつもりない」と闘う姿勢
神奈川・鎌倉市、“烏帽子ライン”とも呼ばれるビーチ沿いのルートを駆け抜けると見えてくる『Venus cafe(ヴィーナス・カフェ)』。映画のロケ地にも選ばれるなど、湘南の歴史と共に歩んできました。そんな人気カフェが今、泥沼騒動の真っただ中に!しかも、相手は鎌倉市。一体、ナゼ? 【なぜ】“四面楚歌”パワハラ疑惑の兵庫県知事 最側近『5回進言』も“辞職拒否” 告発の元幹部死亡…身内から“異例”の辞職要求に何度も口にする「信頼の再構築を」頑なに辞職を否定する裏側【写真で見る】
『Venus cafe』は、江ノ島電鉄・極楽寺駅から車で約5分の場所にあり、1955年に鎌倉海浜公園内のレストハウスとして創業しました。サザンオールスターズ・桑田佳祐さんが監督を務めた映画『稲村ジェーン』のロケ地になるなど、非常に人気のカフェだといいます。
店主・吉澤治郎さんによると、2020年に突然「検査で不適切なら立ち退いてもらう」と、鎌倉市から“耐震検査”の電話があったといいます。 この電話を受け、2020年12月~2021年1月にかけて、吉澤さんは自身で専門家による耐震検査を実施。結果は、「地震により倒壊する可能性は低い。ただし、一部補強の必要あり」という診断でした。 2021年2月、吉澤さんはこの検査結果を鎌倉市役所へ持っていきましたが、担当者は「受け取れない。持って帰ってくれ。市の検査を実施する」と対応してくれなかったといいます。 そして2021年9月、鎌倉市が耐震検査を実施。2022年3月、鎌倉市から「耐震基準を下回っている」と連絡がありました。しかし、吉澤さんによると、鎌倉市に対し『耐震検査結果』の開示請求をしたところ、そこには「問題ない」と記載してあったということです。
一方、鎌倉市側は『ミヤネ屋』の取材に対し、「鉄筋コンクリートは耐震基準を満たしているが、鉄骨の結合部分は耐震性を有していない。この鉄骨部分は『Venus cafe』の客席の大部分を占める。大規模な地震が発生した場合、鉄骨部分が倒壊するなどして、不特定多数の生命・健康への被害が懸念される」としています。鎌倉市は『都市公園法』に基づき明け渡しを要求し、2023年1月からは管理許可を出していないということです。 鎌倉市は「1年半以上、無許可で公園施設の占有が続いている」として、2024年6月、『建物の明け渡し』『損害賠償請求』訴訟を起こす議案を議会に提出、可決されました。
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