ワインやチーズ直輸入、イタリアン満喫を 富山県射水市でフェア
「いみず『イタリアの食』魅力フェア」が2日、富山県の射水市内のスーパーなどで始まった。直輸入した食品の販売や飲食イベントなど多彩な企画を通じ、イタリアの豊かな食文化の発信や地域のにぎわい創出につなげる。30日まで。 アルビス大島店(射水市本開発・大島)でオープニングセレモニーが開かれた。夏野元志市長やイタリア大使館貿易促進部のジャンパオロ・ブルーノ部長、アルビスの池田和男社長らがテープカットした。ブルーノ部長は「母国の食を幅広く紹介できることをうれしく思う」とあいさつした。 同社は期間中、フェアの一環として、県内外の全店舗でワインやピザ、チーズといった直輸入の商品を販売する。大島店には51種類が並び、試食コーナーに買い物客の列ができた。 10日は関連イベントの「いみず『イタリアの食』フェスティバル」がクロスベイ新湊と川の駅新湊で開かれる。キッチンカーが並び、イタリア料理やワイン、ビールなどが販売される。
浦山学園USP(同市三ケ・小杉)は11~15日に学食でイタリアンのランチを提供する。 フェアは、新湊地域を流れる内川周辺がイタリアの水都にちなんで「日本のベニス」と呼ばれていることから、異文化交流や地域活性化につなげようと、市などでつくる実行委員会が2022年から開いている。北日本新聞社後援。