（写真：テレビ北海道）

官公庁や多くの企業などはきょうが仕事始めです。 道庁では鈴木直道知事が「世界の潮流、日本における北海道の位置付け、こういうものも意識しながら、さらに先のこの1手をみんなで考えていこうと、ぜひ前向きに皆さんと議論をしていきたいし、取り組んでいきたい」と職員らに向けて訓示しました。また次世代半導体製造のラピダスが4月に試作ラインの稼働を控えていることなどに触れ、国内における北海道の存在感が高まっているとして、「それぞれの部局がしている仕事はまさに我が国を牽引する仕事なんだ、北海道の発展を牽引しているのは我々なんだとそういった思いを胸に取り組みを進めていただきたい」と一層の奮起を促しました。 また札幌市の秋元克広市長は年頭会見で恒例の「ことしの一文字」を発表しました。秋元市長は「続という字を選びました。ことしは巳年なのでヘビのように長くしなやかに札幌の街がいつまでも誰もが安心して暮らし続けられるよう持続可能なまちづくりをしていくと抱負を語りました。 去年の取引額が6年ぶりに1000億円台となった札幌証券取引所では、新年の取引開始を祝う「大発会」が開かれ、全日本スキー連盟の原田雅彦会長が「札証の鐘」を鳴らしました。原田雅彦会長は「スキーに限らず、たくさんのスポーツでタッグを組んで北海道を元気にしていきたい」とし、選手強化に加え、国際大会の招致を積極的にやっていきたいとことしの抱負を述べました。