粘り強く厚狭が2年ぶりV、日報杯学童野球大会【山陽小野田】
第3回宇部日報杯争奪学童軟式野球大会は3、4日に厚狭球場で開かれ、決勝では厚狭が2-0で高千帆を破り、2年ぶりに王者を奪還した。宇部日報社主催、山陽小野田市野球連盟(髙松秀樹会長)主管。 宇部日報の創刊110周年を記念して、2022年に始まった大会。市内7チームによるトーナメント戦で、3日に1回戦の3試合、4日に準決勝と決勝が行われた。 決勝は、両投手の投げ合いと堅い守備で、五回まで両者無得点の引き締まった展開となった。最終回の六回、厚狭は四球と申告敬遠などで1死二、三塁となった場面で末冨舜選手(5年)がスクイズ。梶山彪愛選手(6年)と金子春琥選手(同)が生還し、決勝点を挙げた。 盛重将之監督は「エースの金子投手を中心に6年がチャンスを生かし、チームをけん引してくれた」と振り返った。 表彰式では、宇部日報社の三浦寛司社長が「どちらが勝ってもおかしくない、緊張感のある戦いだった。今後も一つ一つのプレーを大切にし、さらに成長してほしい」と健闘をたたえた。 ▽1回戦=厚狭27-0小野田、竜王7-3ディレッツ、須恵3-2有帆▽準決勝=厚狭6―2竜王、高千帆18―0須恵 ▽決勝 厚狭 000002━2 000000━0高千帆