ハーランドに続く北欧より出てきた恐怖の点取り屋 “ヴァイキングの襲来”と評されるFWも4戦7ゴールのロケットスタート
先日にはFCポルトとのゲームでも得点を記録
マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは今季も絶好調で、プレミアリーグ開幕3試合で早くも7ゴールをゲットしている。今季もプレミア得点王候補筆頭で間違いない。 リーグは異なるが、そんなハーランドを追いかけるストライカーがいる。スペイン『SPORT』がハーランドに続く『ヴァイキングの襲来』と評したのがポルトガルのスポルティングCPでプレイするスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュだ。 ノルウェーのハーランドと同じく、北欧のスウェーデンより出てきた怪物ストライカーとの意味で同メディアは『ヴァイキング』と呼んでいるようだが、ギェケレシュは先日行われたFCポルトとの強豪対決でも1ゴールを記録。これにより、今季リーグ戦の成績は4試合で7ゴール1アシストとなり、ハーランドに似たスタートだ。 もちろんポルトガル国内リーグとイングランド・プレミアリーグではリーグレベルに差はあるものの、昨季ポルトガル国内リーグで29ゴール10アシストを記録したギェケレシュの能力も見事と言うしかない。 ギェケレシュは昨夏にイングランド2部のコヴェントリーを離れてスポルティングCP入りしており、昨夏の段階では無名に近い存在だった。それがスポルティングCPでは通算55試合出場で50ゴール18アシストと大ブレイク。もはやポルトガル国内リーグでは手がつけられない。 ハーランドとのもう1つの共通点は、残念ながらノルウェーもスウェーデンも今夏のEURO2024出場権を逃したことだ。悔しい結果ではあるが、そのぶん今夏に体を休めることができた。同メディアによれば、ギェケレシュはこの夏に左膝の手術をおこなっており、それも今季万全のスタートを切れた理由の1つと見られている。 今季は北欧より出てきた2人の怪物FWが主役となるのか。ハーランドに続いて得点を量産するギェケレシュも見逃せない。
構成/ザ・ワールド編集部