“学祭手抜き”騒動 M-1王者が見解、ギャラは関係なし「やっぱりウケたいから100%頑張る」
MBS『せやねん!』
『M-1グランプリ2006』王者のお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が9日、MBS『せやねん!』(土曜午前9時25分)に出演。SNS上で“学園祭や営業に来た芸人が手を抜いているのを見たことがある”という投稿が拡散された件についてコメントした。やり玉に挙がったオズワルドの伊藤俊介は3日にXで否定し「しっかりネタやって鼻血出るくらいスベったんだよ」と明かした。 【写真】「これは手抜いてるかも」 “学祭”でコントを披露している実際の様子 アキナ・山名文和はネットの切り取りが元とし、「たぶん、“つなぎでしゃべってもらえませんか”って芸人さんがしゃべってたのを見た方が、“何でネタしてはれへんの。手抜いてるな”みたいなことになっちゃったって」と説明。進行を務めた同局・山崎香佳アナウンサーが「逆に“ネタせずにトークだけしろ”っていう方が難しかったりします?」と聞くと、徳井は「それはそれで難しいしね。いろんな状況があるからね。お客さんはその一瞬を見はったらどう思うかは、お客さんの勝手ではあるけどね。芸人側としてはいろいろ言いたいこともあるしね」と返した。 大ベテランのトミーズ健は伊藤の反応に「ちょっと分かるよね。一生懸命やってめちゃめちゃスベったっていうのね」と理解を示した。山崎アナが「やっぱりNGKで漫才を見に来られた方に漫才をするのと、学園祭だったら違うやり方とか(になりますか)」と質問すると、徳井は「ギャラがいくらとか場所がどうとか、いろいろあっても結局、芸人って1000円であろうが、10万円であろうが、出て行ってお客さんいたら、やっぱりウケたいから、100%頑張るんですよ」と力説。「だから手抜くとかって、抜こうと思っても抜けないです。スベりたくないから」と断言した。健も「“手抜け”言われても一生懸命やるから。芸人って」と続いた。 また、番組が“手は抜かずとも、芸人が乗る仕事、乗らない仕事”を徳井のマネジャーに調査。流れから「ちょっと待て。大丈夫か?」とおびえた徳井だったが、「顔に出ないので、“乗ってない”がわからない」という回答に安ど。「オレ、テンションが一定なんです」と明かした。 一方、乗ってるときは「恋愛系の企画。他人の色恋が大好物」とされると肯定。徳井は「確かにね。恋愛系の仕事はしゃべる量倍ぐらいになりますね」と打ち明けた。「色恋好きですよね。振り返ってみると」と言うと、「もう49歳やから、20代のころのキュンキュンした恋愛は自分はできへんから、他人の恋愛でその栄養を吸収するっていう」と説明した。
ENCOUNT編集部