元銀行員が解説!「お金が貯まらない人」が今すぐやるべき6つのこと
お金を貯めるために知っておくべき6つのポイント
それでは、お金を効率的に貯めるため、どういったことを意識しておくべきでしょうか。 今回は6つのポイントについて解説します。 ●収入と支出のバランスを把握する まずは収入と支出のバランスを把握し、計画的にお金を管理することが重要です。多くの人は自分の収入と支出を正確に把握していないため、無駄な出費が発生しています。 例えば家計簿をつけることで無駄遣いは減り、貯蓄額は上がるでしょう。 毎月のお金の動きを具体的に記録することは大切なことです。まずは収支のバランスを明確にすることから始めましょう。 ●先取り貯蓄を実践する 収入があったらまず一定額を貯蓄し、残りで生活する「先取り貯蓄」を実践することが大切です。 後回しの貯蓄ではお金が余らないことが多いでしょう。先取り貯蓄を行うことで貯蓄が確実に行われ、計画的な生活ができます。 給与からの天引きによる積立は最も手間がかからずおすすめ。財形貯蓄や定期預金、投資信託などが対応しており、iDeCoやNISAといった税制優遇制度も活用すると良いでしょう。 最初は無理のない金額で始め、目的に合った商品を選ぶことが重要です。先取り貯蓄を習慣づけ、確実に貯蓄を増やしていきましょう。 ●固定費の見直しをする 毎月発生する固定費を見直し、無駄な支出を削減することが重要です。固定費は一度見直すことで、長期間にわたり大きな節約効果が得られます。 例えば、保険料や通信費、サブスクリプションサービスなどの固定費を再検討することで、支出を大幅に減らすことができます。 固定費の見直しを定期的に行うと無駄な出費を削減でき、月々の支出が減って貯蓄に回せるお金が増えるようになります。 ●クレジットカードの使い方を見直す クレジットカードの利用を見直し、計画的に使うことは大切な要素です。 クレジットカードは便利ですが、無計画に使うと無駄な出費が増え、貯金が難しくなってしまいます。 分割払いやリボ払いは手数料がかかるため、可能な限り一括払いを利用しましょう。一括払いを基本とすることで節約意識が高まっていきます。 ●目的別に口座を分けて管理する 貯金の目的ごとに口座を分けて管理することで無駄遣いを防ぎ、目標に向けて計画的に貯蓄することができます。 例えば緊急時の資金、住宅購入、教育費など各目的別に専用の口座を作成すれば、それぞれ必要な金額が一目でわかり、支出と貯蓄の管理が簡単になります。 計画的に貯蓄を進めるために、ぜひこの方法を取り入れてみてください。 ●無駄遣いを見直し、節約する 当然のことですが無駄遣いを見直し、節約することで貯蓄は確実に増えます。 塵も積もれば山となります。小さな節約が積み重なることで長期的には大きな差となり、目に見える貯蓄効果が得られるはず。 無駄遣いを見直し、計画的に節約していきましょう。