かえるまつり 梅雨空の下にぎわう 長野県松本市の縄手通り
カエルをシンボルとしている長野県松本市の縄手通りで23日、第21回松本かえるまつり(実行委員会、ナワテ通り商業協同組合主催)が行われた。カエルが好む雨交じりのじめじめとした天気の中、観光客や地元の人らがカエルのグッズやかぶり物を身に着け、通りで繰り広げられるイベントを楽しんだ。 毎年、梅雨の時期に行われている。カエル大明神を祭った社での神事やスタンプラリー、全国の工芸作家らが持ち寄ったカエルグッズの販売などがあった。 カエルをモチーフにした仮装で子供たちが縄手通りを歩く「ケロウィン」には、幼児と小学生が参加した。通りにある商店に出向いた子供たちは「お菓子をくれなきゃ、いたずらするケロ」と店主に言い、菓子を受け取ると「ありがとうケロ」と笑顔で答えた。 塩尻市の吉田小学校6年生の吉野真白さんは、妹で3年生の日鞠さんと2人で「ケロウィン」を楽しんだ。毎年、かえるまつりに来ているという真白さんは「来年は中学生なので今年が最後。次のケロウィンは妹をエスコートしたい」と話していた。
市民タイムス