【気になる冬の電気代】灯油ストーブの灯油代と、サーキュレーターの電気代を合計したら、1ヶ月でいくら?
寒さが厳しい日、特に寒冷地では、灯油ストーブを使っても十分に部屋が暖まらないことがあります。暖房効率を最大化するため、なかには灯油ストーブとサーキュレーターを併用している人もいるのではないでしょうか。併用すれば当然ながら部屋は暖まりやすくなるものの、同時に気になるのがコストです。 そこで本記事では、灯油ストーブとサーキュレーターを併用する際のコストを考えていきます。 ▼「エアコン」の電気代と、灯油ストーブの「灯油代」は1ヶ月でいくらかかる? それぞれの費用を試算
灯油ストーブにかかる灯油代
一例として、コロナの8畳用灯油ストーブ「RX-2923WY」を使用した場合にかかる灯油代を考えてみましょう。稼働時間は「1日8時間」、灯油代は経済産業省資源エネルギー庁の石油製品価格調査結果に基づいて「116.9円/L(2024年1月9日時点)」とします。 RX-2923WYの仕様 ●燃焼継続時間:約18時間 ●タンク容量:5L 1日8時間、月に30日使用したときにかかる灯油代 8時間÷18時間×5L=約2.2L 2.2L×116.9円=約260円/日 260×30日=約7800円 この結果から、コロナの灯油ストーブ「RX-2923WY」を1日8時間、月に30日使用した場合、約7800円の灯油代がかかると分かりました。
サーキュレーターにかかる電気代
続いて、サーキュレーターにかかる電気代を考えてみましょう。計算に用いるのはアイリスオーヤマの「サーキュレーターアイ DC JET ~24畳 インテリアモデル PCF-SDCC15T」です。稼働時間は灯油ストーブと同じく「1日8時間」、電気代の目安単価は全国家庭電気製品公正取引協議会の基準に基づいて「31円/kWh」とします。 PCF-SDCC15Tの仕様 ●消費電力:25W 1日8時間、月に30日使用したときにかかる電気代 25W×8時間=200W(0.2kWh) 0.2kWh×31円×30日=186円 この結果から、アイリスオーヤマの「PCF-SDCC15T」を1日8時間、月に30日使用した場合、約186円の電気代がかかるとわかりました。サーキュレーターは非常に運用コスパが優れているため、ストーブと併用すると灯油代の節約につながるでしょう。