“20世紀最高の女優”ロミー・シュナイダーの多彩な魅力を堪能できる3作品をデジタルリマスター版で上映 「ロミー・シュナイダー映画祭2024」
“20世紀最高の女優”といわれる伝説的な女優、ロミー・シュナイダーの軌跡をたどる特集上映「ロミー・シュナイダー映画祭2024」が開催される。この度、その予告映像と、各作品のビジュアルが公開された。 1938年、オーストリア、ウィーンの名門俳優一家の元に生まれたロミー・シュナイダー。6歳の時に両親が離婚し、不遇の幼少時代を過ごすも頭脳明晰で独立心旺盛だった彼女は14歳で俳優になることを決意。17歳の時の大ヒット主演作『プリンセス・シシー』から、イヴ・モンタンと共演した『夕なぎ』、ヴィスコンティ監督『ルートヴィヒ』、大反響を巻き起こした『追想』と多くの傑作・話題作に出演し世界最高峰の女優として名を馳せた。 一方、アラン・ドロンとの恋と破局、破産、元夫と息子の死などスキャンダルやゴシップが付き纏う壮絶な人生を送り、『サン・スーシの女』を遺作に43歳の若さでこの世を去った。しかし死後、マリリン・モンローやカトリーヌ・ドヌーヴを抑えて「今世紀最高の女優」(仏CSA調べ)に選ばれるなど、今なお世界中の映画ファンに愛されている。 上映作品は、ロミーがスター女優へとのぼりつめた記念碑的作品『プリンセス・シシー』、鬼才アンジェイ・ズラウスキー監督と組んで演技派女優の地位を不動にした『最も重要なものは愛』、死の2年前に製作され、彼女のベストアクトに挙げられることも多い異色作『デス・ウォッチ』。 「ロミー・シュナイダー映画祭2024」は、2024年10月18日(金)より全国順次ロードショー。
otocoto編集部