JADMA、「次世代コマース大賞 2024」発表 大賞は『卒塔婆屋さん』、特別賞は『goooods』
日本通信販売協会(JADMA)はこのほど、「次世代コマース大賞 2024」の受賞企業を発表した。大賞は、「卒塔婆通販『卒塔婆屋さん』」(谷治新太郎商店)が受賞した。2025年1月21日には、受賞企業が登壇する記念講演をオンライン開催する。 日本通信販売協会の主催する「次世代コマース大賞」(「Next-generation Commerce Award」より改称)は、EC分野において、消費者のニーズに対応した先進的な施策を展開している事業者を表彰するイベント。このほど「次世代コマース大賞 2024」の受賞企業を発表した。 大賞は、ニッチな商材の卒塔婆をECで販売する「卒塔婆通販『卒塔婆屋さん』」(谷治新太郎商店)が受賞した。受賞理由には、1本あたりの単価や利益額が低く、1本仕入れると字を書く必要があり手のかかる商品である卒塔婆をECで注文でき、印刷や筆耕も対応可の非常にユーザー想いなサービスであること。1本からでも注文でき、宗派などによって異なる多種多様な注文内容を生産管理システムとつなぎ、工場との連携もスムーズに行うなど、いわゆるメーカー通販の仕組みとしても優れている点を挙げた。 特別賞は、オールインワンの卸売プラットフォーム「goooods(グッズ)」が受賞した。受賞理由には、こだわりや想いにフォーカスしている仕入れサイトであり、卸売りでは作り手の想いとは違う形で売られるケースもあるが、そのようなミスマッチングも起きにくいのではないかと思われる点。自分のショップをやりたい人と、自分の作った商品を売りたい人の想いが伝わりやすいようなサイトになっている点を挙げた。 2025年1月21日には、「次世代コマース大賞 2024」大賞の谷治新太郎商店 代表取締役 谷治大典氏、特別賞のgoooods 代表取締役社長CEO 菅野圭介氏が登壇する受賞記念講演をオンラインにて開催する。参加費は無料で、JADMAのWebサイトにて参加の申し込みを受け付けている。
日本ネット経済新聞