熊本競輪場では9年ぶりの熊本記念 総勢10名の競輪選手が新バンクの感触語る「一番走りにくいかも」
熊本競輪「開設74周年記念・火の国杯争奪戦(G3)」が3日に開幕。初日を終えて新・熊本バンクの感想は選手さまざま。初日の結果を見る限り捲りが効きにくい印象を受けるが、果たして？ 選手のコメントを参考に車券の推理にお役立てください。(アオケイ・八角記者) 1R オープニングレースを制した地元の松岡貴久は「練習の感触とは違って、レースになると直線が長く感じた。風の舞い方も一歩間違うと飛びそう」。 3R 武田亮を利し番手有利に1着の柿澤大貴は「バンクは直線では全くカントがなく、コーナーに入ったら急にカントがキツくなりクセを感じた」。 4R ホームカマして3着に逃げ残った蕗澤鴻太郎は「コマ切れだし前の方からと。作戦通りに運べたけど、予想以上に長い距離でキツかった。(前検日は雨のため乗れなかった指定練習だが)朝に乗れてバンクの感じは掴めた。松本の美鈴湖バンクに近い感じ」。 5R 好タイミングでホームガマシを決めて番手の佐々木雄一をふりきって1着の野口裕史は「コーナーの入り口が特殊で4コーナーでもうひと踏みできる脚を残しておかないと行かれちゃう。仕掛けるならバック3コーナーまでが勝負かなって」。 7R 先捲りの谷口遼平に乗って外を踏んで3着の志智俊夫は「バンクが滑りやすくなっていて、みんな滑っていた。僕？ 僕はバランスが良いので問題なかった(笑)」
9R 快速捲りの松本秀之介に続いて2着の小倉竜二は「クセがあって一番走りにくいバンクかも。フレームがねじれるような感じ。固いフレームの方が合いそう。雨の日だと滑ったりもするし、コーナーが回りにくい」。 先捲りで3着の中嶋宣成は「捲りに回ったときは早めに行かないと厳しい。3コーナーまでに捲りきらないとなって感じ。じゃないと、止まっちゃうので」。 10R 地元勢を背負って突っ張り先行2着の町田太我は「コーナーがすごい。ちょっと初めての感覚ですね」。 叩けず内をキメて3番手を奪い3着の堀内俊介は「思ったほどクセはなく走りにくさは感じなかった。ただ、直線が長いので先行したときにどこまで…」。 12R 単騎で善戦の3着の松浦悠士は「相当クセがある。前橋にちかいかな、カントがあって直線が長い。かなりの脚があって吸い込まれる感じがないと3コーナーを上るのはキツい。1コーナー、3コーナーはだいぶキツいですね」。
