「笑い男」が講談社やProduction I.Gの公式サイトをジャック。社長の顔写真に「笑い男マーク」がマスキング、特設サイトでは「笑い男マーク」が公式に配布されている
2024年の2月1日は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』にて「笑い男事件」と称される事件が発生した年月日に該当する。 『笑い男事件』画像・動画ギャラリー この日時にあわせて、攻殻機動隊の公式サイトは勿論のこと、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を手掛けたProduction I.Gや講談社のウェブサイト、ヤングマガジンのウェブサイトなどに「笑い男事件」にちなんだ演出が施され大きな話題を呼んでいる。 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』は士郎正宗氏が手掛けた漫画作品『攻殻機動隊』を原作とするSF作品だ。物語の舞台は西暦2030年の日本で、高度に技術が発展した世界で複雑化した犯罪行為に対抗する独立防諜部隊・公安9課ことと「攻殻機動隊」の活躍を描いていく。 本作はオムニバスのように楽しめるエピソードが多数収録されている一方、物語の中核として「笑い男事件」が描かれる。 2月1日にはマイクロマシン新興メーカーであるセラノ・ゲノミクス社社長「アーネスト瀬良野」氏誘拐事件が発生。2月3日には誘拐した犯人が天気予報の中継現場に乱入し、誘拐したアーネスト瀬良野を脅迫した。 その際にネットワークに接続されたすべてのカメラが「犯人の顔がマークでマスキングされる」状態で描画され、犯人が生中継に乱入したにも関わらず逃走。その後の事件でも「マスキングしたロゴマーク」が使用され、作中では「笑い男マーク」として社会現象化。同事件は物語の中核を担うことから、現実においても「笑い男」および「笑い男マーク」は作品を象徴するアイコンとなっている。 このたび、現実において作中の時系列にならった日時を迎えたことで、さまざまな施策が実施されている。たとえば、講談社のウェブサイトの「会社情報」ページに掲載されている同社の社長・野間省伸氏の写真が「笑い男マーク」にジャックされている。 くわえて、Production I.Gの公式サイトにおいても代表取締役社長・和田丈嗣氏の顔写真が「笑い男マーク」にジャックされている。 さらに、ヤングマガジンWebにおいては、アクセス時に笑い男マークがポップアップし、ウェブサイトの随時所にマークが表示される仕様になっている。 複数のウェブサイトなどで展開される遊び心のある「笑い男」ジャックは作中の時系列が実際に到来したことを大いに物語ってくれる試みとして楽しめるだろう。 また、「笑い男事件」にちなんだ特設サイトが開設されており、上述した「笑い男ジャック」が実施されているウェブサイトや「笑い男」の記念グッズ、イベントなどの情報が一挙に掲載されている。 同ウェブサイトでは「笑い男マーク」の特別版が無料配布されており、「笑い男マーク」を使用したコンテンツのコンテストも実施されている。 さらに、2月1日から2月3日にかけて『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の「笑い男」にまつわるエピソードを中心に再構成した総集編OVA『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』がYouTubeにて期間限定で無料配信されている。 『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』のファンや、この度の「笑い男事件」にまつわる一連の話題で興味を持った方はぜひアニメ本編もお得に楽しんでみてはいかがだろうか。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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