タイトリストが5週連続で1・2位! カーボンフェースのヤマハが3位【ドライバー売り上げランキング】
ドライバー部門では『GT2』が3週連続で1位。8月26日に発売された『GTシリーズ』は1週目、2週目は『GT3』が1位だったが、3週目以降は『GT2』がトップになっている。その2モデルに次ぐ3位に入ったのはカーボンフェースを採用したヤマハの『インプレス ドライブスター タイプD』。ドライバーの動向について、PGAツアースーパーストア千葉浜野店の浦田健吾さんに話を聞いた。 『GT2』『GT3』『ドライブスター タイプS&タイプD』の顔を比較 意外に大きすぎないのがイイね【写真】 「今年のタイトリストのドライバーは初速が出ることで売り上げを伸ばしていると思います。店頭で試打をした人は初速のデータに驚いて、即購入する人が多いです。一方で、形状の良さ、打感、振りやすさなどは今までのタイトリストの良さを継承しています。タイトリストユーザーにとってはスイッチしやすいモデルだと思います」 実は今回の『GTシリーズ』はタイトリストとしては異例とも言えるコンポジット構造になっている。ただし、コンポジット素材としてカーボンではなく、独自開発したポリマー素材を使うことでタイトリストらしい打感を出している。PGAツアーではすでに30名以上が『GTシリーズ』を使い始めているが、打感に違和感を持つ選手はいなかったそうだ。 3位に入ったヤマハの『インプレス ドライブスター タイプD』についてはどうか? 「ドライバーでも飛び系という印象が強いモデル。今回はカーボンフェースを採用したことでも話題になっています。決して評判は悪くありません」 ヤマハの新モデルは、三菱ケミカル株式会社と共同開発で生まれた8軸積層カーボンフェースを搭載したことで、ミスヒット時の高初速を実現。3位の『タイプD』は安心感のある大型ヘッドで、つかまりやすいのが特長だ。 すでに発売から1ヵ月が経過しているが、タイトリストは5週連続で1位、2位を独占。その牙城を崩すモデルは出てくるのか!? 【ドライバー売り上げランキング トップ3】 1位 アクシネット タイトリストGT2 2位 アクシネット タイトリストGT3 3位 ヤマハ インプレス ドライブスター タイプD ※データ提供:矢野経済研究所、9月16日~9月22日のデータ ◇ ◇ ◇ 悲願の初優勝を飾った安田祐香。関連記事【“初優勝”安田祐香の14本を激写! スイングでなく『つかまるヘッド+先がしなるシャフト』でドローを打つのが祐香流】を読めば、安定してドローを打つ秘密が分かる。