広島市中心部に新たな駐輪場130台分 12月完成 民間事業者が市の助成活用し整備
広島市中心部に12月、新たに計130台分の駐輪場が完成する。自転車で快適に移動できる環境づくりを促すため市が2022年度に拡充した助成制度を初めて活用し、民間事業者が歩道に整備する。 【地図】新たな駐輪場が整備される場所 中区大手町の国道54号(鯉城通り)西側の歩道に自転車ラック111台分、中区基町のホテルメルパルク広島前の歩道にも19台分を設置する。 料金はいずれも最初の30分は無料。鯉城通りの駐輪場は30分を超えると1日200円。メルパルク前は30分を超えると3時間ごとに100円で1日最大300円。現金やクレジットカードのほか、ICOCA(イコカ)などの交通系ICカードでも支払える。 市は13年度、民有地への駐輪場整備の助成制度を設けた。22年度には市が指定する歩道などの公有地に民間事業者が設置する場合にも助成できるようにしていた。
中国新聞社