超ときめき♡宣伝部、今年を振り返る「〝最〟も成長できた、〝最〟高の1年」
女性6人組アイドルグループ「超ときめき♡宣伝部」(通称・とき宣)が4日、東京都武蔵村山市のイオンモールむさし村山で、「最上級にかわいいの!」のTikTok総再生回数12億回突破記念&ニューアルバム「ときめきルールブック」(12月4日発売)リリースイベントを開催し、上り調子の1年を振り返った。 リーダーの辻野かなみ(25)は「久しぶりのフリーライブ。小さい子もたくさん来てくれて、キッズにも愛されるグループになりたかった。たくさん愛していただけてうれしいです」とニッコリ。小泉遥香(23)は「天気も良くてライブ日和。最上級に楽しんで!」と声を上げ、会場を盛り上げた。 今年1月リリースの「最上級にかわいいの!」は国内外にSNSで拡散され、順調に再生数を伸ばし12億回再生を突破。8月末に予定されていた記念イベントだったが台風接近の報に伴い延期され、この日リベンジを果たした。「良い推しの日」に秋晴れの空の下、2000人の宣伝部員(ファン名称)が集まった。とき宣は「最上級に~」のほか、人気曲「すきっ!」や「プリンセスヒーロー」「こんなあたしはいかがですか」などを元気いっぱいに歌唱した。 イベント前の公開囲み取材では12億回再生について坂井仁香(23)は「この曲だけで終わらせず、とき宣を世界にバズらせたい」と言い、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平の名を挙げ「大谷選手みたいに、毎日毎回ニュースになるみたいに、ビッグスターになりたい」と目を輝かせた。杏ジュリア(20)も「皆さんにとってとき宣が力の支えになれるように、『推しはとき宣だよ』と胸を張って言えるようにしたい」と力を込めた。 1年を振り返り辻野は「横浜アリーナのライブで始まりたくさんの歌番組やバラエティー、CMに出演しました。私たちも夢のような毎日を過ごすことができて幸せ。まだ今年は終わっていない。12月まで全力で駆け抜けます」と話し、1年を表した漢字の試毫(しごう)を披露した。 書いたのは「最」で「最も成長できた、夢をかなえた最高の1年。これからも頑張っていこうという気持ちを込めました」。見事な筆運びに歓声が上がったが、習字が得意な菅田愛貴(19)が本番前に手を取って練習したと明かし「日が難しくてね」とほほ笑みあった。 またアルバムには吉川ひより(23)が初作詞を手がける「未完成ガール」が収録される。吉川は「ずっと前からの夢だった。とき宣に良い曲を届けることができた。私たちと宣伝部員さんのことを、アイドル目線で書いた曲。チェックしてください!」と呼びかけた。アルバムのほか、12月28日にはさいたまスーパーアリーナでの単独公演も予定されている。
中日スポーツ