RAB青森放送

コンピューターゲームで相手と対戦する新しいスポーツ競技「eスポーツ」。 弘前東高校では部活動として取り組み来月初めて全国大会に出場します。 生徒たちが熱中するeスポーツの魅力とは。 ★弘前東高校eスポーツ部の生徒たち 「行っちゃおう体力満タンだから」 「楽だ楽だローローロー　やったやった　正面これ　ナイスチャンピオン 今1位取りました チャンピオンという」 3人1組で戦い最後に生き残った1組がチャンピオンになる、オンラインのシューティングゲーム「エーペックスレジェンズ」。 このゲームで弘前東高校eスポーツ部のチーム「フルーツポンチ」は地区大会を勝ち抜き来月の全国大会に出場します。 メンバーは2年生の小山千尋さんと小山田拓未さんそれに1年生の太田春光さんの3人です。 ★弘前東高校eスポーツ部　小山千尋　さん 「サッカーとか野球とか全然スポーツとかできないですけど自分が得意なゲームという半分遊びみたいなものですけどそれをしっかりとした部活で出来るのがeスポーツ部の良いところだと思います」 弘前東高校のeスポーツ部は2年前に同好会としてスタート、去年から部となり現在部員は12人です。 部室には6台のゲーム用のパソコンが設置され週5回午後3時半から6時まで活動しています。 ほとんどの部員は子どものころからゲームが好きで入部していますが「eスポーツ」には自宅で1人でやるゲームとは違う魅力があると言います。 ★弘前東高校eスポーツ部　小山千尋　さん 「チームで一緒に高め合ったりしてやるのが楽しい」 ★弘前東高校eスポーツ部　小山田拓未　さん 「仲間が良いのでより良い成績を求めてライバル意識が高くてとても良い部活です」 ★弘前東高校eスポーツ部　太田春光　さん 「こっちに敵いるよとか攻めてきているよとかそういう情報を共有するのが大事だったりする」 チームワークが大事で仲間と一緒に勝ち進むのが魅力のeスポーツ。 部長を務める小山さんはeスポーツ部に入りたくて弘前東高校に進学しました。 ★弘前東高校eスポーツ部　小山千尋　さん 「僕はeスポーツ部に入りたくてこの学校に来たんですけど　チームが横にいてハイタッチとかも出来てそういうところが楽しい」 顧問の川村教諭は部員たちがゲームに熱中しすぎないようルールを設けています。 ★弘前東高校　川村静子　教諭 「まず学校を遅刻したり休んだりしたら部活の活動は出来ないとかテストで悪い点数を取ってしまったりとかしたら出来ないという約束をいちばん最初にしてそれを守れる子たちで活動しようと　こうやって個性が出て勝ちを経験したりするというのももしかしたら良いことなんじゃないかなと」 全国大会に出場する「フルーツポンチ」のメンバーは優勝に向けて意気込み十分です。 ★弘前東高校eスポーツ部　太田春光　さん 「全国の強い人たちが集まっているので勝てるか心配ですけど絶対勝つぞというこっちは倒してやるんだぞという気持ちでやっていきたい」 3人が出場する「全日本高校eスポーツ選手権」決勝大会は来月22日に20チームが参加してオンラインで行われます。