JAL、リバプールFC本拠地にラウンジ サッカー観戦で“おもてなし”
日本航空(JAL/JL、9201)は、イングランド・プレミアリーグに加盟するサッカーチーム「リバプールFC」のホームスタジアムにラウンジ「JAPAN AIRLINES LOUNGE」を新設し、現地時間8月25日のホーム開幕戦に合わせグランドオープンした。 【写真】アンフィールドの「JAPAN AIRLINES LOUNGE」でキャビアを提供するCA チーム本拠地「Anfield(アンフィールド)」にあったラウンジ「1892 Club」を改装したもので、内装には木材や柔らかな照明を取り入れた。試合開始前にはレストランスタイルのコース料理を提供。利用者には限定のリバプールFCオリジナルギフトを用意する。同ラウンジではJALのおもてなしと、サッカー観戦の興奮を同時に体験できるという。 ラウンジの営業はホームゲーム開催日のみで、試合観戦とラウンジへのアクセスがセットの「ホスピタリティ・パッケージ」の購入が必要となる。 オープン当日の25日にイベントを開催し、利用者には柚子サワーなど日本式のカクテルを用意。客室乗務員が機内サービスをモチーフとし、キャビアと日本酒を提供した。またオープン記念として、名前入りの箸やバゲージタグなど、利用者に合わせた記念品をプレゼントした。 JALとリバプールFCは6月に、複数年のパートナーシップ契約で合意。JALは男女の2チームを「オフィシャル・エアライン・パートナー」としてサポートする。またパートナーシップの一環として、リバプールFCの公式慈善団体「リバプールFC財団」とも連携。多様な人材の育成、女性や若者の支援などでの連携を強化する。 リバプールFCは1892年に設立。これまでに国内リーグを19回、欧州のUEFAチャンピオンズリーグを6回、それぞれ制覇した。2023-2024シーズンからは日本人選手も所属し、男子チームには横浜出身の遠藤航選手が、女子チームの「リバプールFCウィメン」には東京・江戸川区出身の長野風花選手が加入した。
Yusuke KOHASE