決勝進出はどの学校に!? 大会5日目(8/8)準決勝試合予定【北部九州インターハイ2024/高校バスケ】
[男子]ウインターカップに次ぐ“福岡対決”の可能性も
続いて行われるのが男子準決勝の福岡大附大濠(福岡①)対美濃加茂(岐阜)。福岡大附大濠は、クレバーな司令塔#10榎木璃旺、高いシュート力を誇る#13湧川裕斗、U16日本代表キャプテン高田将吾、世代屈指のビッグマン渡邉伶音と各ポジションのタレントが揃う。さらにベンチ陣の層も厚く、さすがは第1シードという戦力だ。準々決勝の鳥取城北(鳥取)ではリードを許す展開となったが、最終的には10点差で勝利。下級生チームとして戦い、ウインターカップでは準優勝となるといった昨年の経験は、大きな財産となっているようだ。 対する美濃加茂の武器は経験豊富な3年生。ウインターカップで初の8強入りを経験した#4藤田大輝、#6エブナ・フェイバー、#8深見響敏、確かなシュート力を持つ#7関健朗というスタメン5人は今大会、攻防で素晴らしいプレーを見せており、自信を深めているはず。この5人がほとんど休まずにプレーしている点は気がかりだが、逆に言えばベンチ陣にはエネルギーあふれる選手が残っているということ。果たして開志国際(新潟)に続いて福岡大附大濠をも下すということになるだろうか? 明日の最終戦は福岡第一(福岡②)対東山(京都)。両者は昨年、インターハイの準決勝、ウインターカップの準々決勝で対戦し、いずれも福岡第一が勝利している。文星芸術大附(栃木)、駒澤大附苫小牧(北海道①)に快勝した福岡第一だが、準々決勝の藤枝明誠(静岡)戦は大激戦に。トータル40分では勝負はつかず、延長の末に勝利を果たした。#77八田滉仁、#10宇田ザイオンという3年生も貢献した試合だったが、双子の#33宮本聡、#35宮本耀、#34シー ムサと2年生も大活躍という試合だった。特に#35宮本(耀)は4Q終了間際に値千金の3Pシュート、フリースローをきっちり決め、勝利の立て役者となった。 東山は、U18日本代表の3年生・瀬川琉久、爆発力ある2年生・#11佐藤凪と強力なスコアラーデュオ、四日市メリノール学院中時代に何度となく日本一を経験したオールラウンドな1年生ガードの#14中村颯斗の3ガードが軸。加えて3回戦の北陸(福井)戦で5本の3Pシュートを沈めた#8小野寺星夢や#4松島慎弥、#7南川陸斗と経験豊富な3年生がいて、クレバーなプレーを見せる留学生#6カンダ マビカ サロモン、#15ウェトゥ ブワシャ エノックもいる。リベンジに燃えているはずだ。 地元ファンにとっては、ウインターカップに次ぐ福岡対決を期待しているはずだが、果たしてどのチームが決勝に進むだろうか? 【北部九州インターハイ2024】/大会4日目(8/7)試合結果】 <会場>・Mコート/福岡市総合体育館(照葉積水ハウスアリーナ) 【第1試合10:00~】 [Mコート] 女子・京都精華学園(京都)×昭和学院(千葉) 【第2試合11:50~】 [Mコート] 女子・東海大付福岡(福岡②)×岐阜女(岐阜) 【第3試合13:40~】 [Mコート] 男子・福岡大附大濠(福岡①)×美濃加茂(岐阜) 【第4試合15:30~】 [Mコート] 男子・福岡第一(福岡②)×東山(京都)