アルバニア代表DFバジウ、スペインの両翼ヤマル&ニコ・ウィリアムズについて…「彼らは厚かましくて恥知らず。ドリブル勝負を止めないんだ」
アルバニア代表のラージョ・バジェカーノDFイバン・バジウ(32)が、EUR2024グループB最終節スペイン戦について語った。 スペインのカタルーニャ出身で、バルセロナの下部組織で育ったバジウだが、選択した代表チームはアルバニアだった。というのも、バジウという名前はアルバニアに多く、同国関係者が「やって来て、質問してきた」ためにルーツを辿ると、アルバニア人の先祖がいたことが明らかになったため。こうしてスペインの下部年代の代表チームでもプレーしてきた同選手は、2017年10月にアルバニアのフル代表でデビューしている。 現在EUR2024グループBの順位は1位スペイン(勝ち点6)、2位イタリア(勝ち点3)、3位アルバニア(勝ち点1)、4位クロアチア(勝ち点1)で、アルバニアは決勝トーナメント進出を懸けてスペインと対戦。バリウはラ・リーガで馴染みのある選手たちと対戦するが、やはりFWニコ・ウィリアムズとFWラミン・ヤマルのことは警戒している様子だ。 両サイドでプレー可能なラージョのサイドバックは、今大会で強烈な印象を与えているスペインの両翼を少しくだけた、独特な表現でもって称賛している。 「まったくデスカラード(descarado、無礼や横柄の意)な2人、シンベルグエンサ(sinverguenza、恥知らずの意)な2人だよ。彼らは本当に執拗で、仕掛けること、勝負することを決して止めないんだ。1回目、2回目、3回目はうまくいかないかもしれない。それでも彼らは僕たちのことを緊張させてくる。勝負を止めることがないって分かっているからね」 「僕のチームメートは驚嘆していて、彼らについての質問を止めようとしない。特に、ニコについてね。ラミン・ヤマルのことは僕から話していたから、少しは知っていたんだ」 「僕たちは勝つしかない。2試合を終えて、それ以外に出口がないところにきてしまった。僕たちは一枚岩になり、スペインがスペースを見つけられないようにしなくてはいけない。勝利以外の結果を見る必要ないが、でもしっかりとゲームを読まなければね」