ソフトバンク小久保監督「こっちが負けて他のパ・リーグが全部勝ったら…」 得意の交流戦で再加速を「キーマンはレギュラーみんな」
パ・リーグの首位を快走するソフトバンクが、得意の交流戦に突入する。交流戦前最後のロッテ3連戦(ZOZOマリン)は3連敗を喫したが、貯金16をつくり、2位日本ハムとは4.5ゲーム差。2005年に始まった交流戦(20年は中止)では12球団最多8度の頂点に立っており、19年以来5度目の「交流戦V」で再加速を目指す。 ■周東速すぎ!? 大渋滞の3者連続生還【動画】 小久保裕紀監督はここまでの戦いぶりを「大きなけが人なく来られたなという感じです。(成績は)あまり予想していなかったから分からない」と淡々と振り返った。 開幕から6連戦は2度しかなく、比較的余裕のある日程で進んできた。交流戦は6連戦がびっしり3週続く。「6連戦がここまで(あまり)なかったのでね。野手の疲労具合。セ・リーグの主催になる2週目は6連戦、全部DHが使えないので。その辺のコンディショニングですね。あとは3週間連続、同じ(先発)ローテーションでいくかどうかを考えます」と話した。 交流戦ではリーグ内順位の変動が激しくなる年もある。「こっちが負けて他のパ・リーグ(球団)が全部勝ったら全部(ゲーム差が)変わるわけなので、そりゃポイントにはなりますよね」と強調した。交流戦で期待する選手については「キーマンはレギュラーみんなですよ。けがなく、レギュラーで出ている選手が離脱しないのが一番なので。だから、あとからいく選手も生きてくる。そうじゃなければ根本的に変えないといけない。今のところ始まってからその必要がないというのが今の順位に間違いなく直結していますから」と不動のオーダーへの信頼を口にした。 (小畑大悟)
西日本新聞社