大雨の影響で 双海の海岸線で土砂崩れによる通行止め 伊予市の一部地域では一時断水も
南海放送
梅雨前線の影響で県内は昨夜からけさにかけ、まとまった雨となりました。この雨の影響で土砂崩れや断水も発生。あすも激しい雨が降る見込みであすの夕方にかけて土砂災害に十分注意が必要です。 清家アナ: 「午前3時半です。雷とともに叩きつけるような雨が降っています」 県内は、きょう未明から明け方にかけて発達した雨雲が流れ込み、松山では6時間で100ミリを超える大雨となりました。
雨は、通勤通学時間帯にも降り続き…この大雨で、交通機関にも影響が。 清家記者: 「午前9時すぎのJR松山駅です。電光掲示板見てみると運休している便があります」 JR予讃線や予土線の一部区間が、大雨の影響で運転を見合わせました。 伊予市双海町では… 穴井記者: 「雨の影響でしょうか、大きく土砂が崩れ落ち、現在復旧作業が行われています」
伊予市双海の海岸線、国道378号で土砂崩れが発生し、およそ200メートルにわたり全面通行止めとなりました。 警察: 「土砂崩れがあって通れません。引き返してもらえますか?」 近隣住民: 「どこかが崩れるかもしれないというのはあるけど本当に初めてですよ。(土砂崩れが)あったら不安ですね」 きょう、伊予市中山では1時間に49.5ミリと、激しい雨を観測しました。土砂崩れによるけが人はいないということですが、通行止めは現在も続いていて、県中予地方局は、復旧の目途は立っていないということです。(追記:11日の20:30~片側交互通行となっています)
さらに… 伊予市立おおひら保育所 宮本明美所長: 「水が出ない状態。ここは電動なんですけど水が出ていない状態です。朝から」 市内では上水道ポンプが停電し、こちらの保育所を含む一部の地域で断水が発生しました。 子どもたちがトイレに行った後などは、けさから貯めた雨水を使ったり、備蓄用の水で手洗いをしたり。 宮本所長: Q普段の子どもたちの昼食は? 「調理室で調理しているんですけど」 料理もできないため、昼食は近くのこども園の調理室を借りて弁当を作るなど対応していました。 宮本所長: 「きょう学校が大雨警報が出ていて休みになっているから、家で(子どもを)見れる方が多くて(子どもの)休みが多かったのが不幸中の幸い。早く復旧したらいいなと」 保育所によると、午後1時半ごろに無事復旧したということです。