フィナーレで声援に応えるＮｕｍｂｅｒ＿ｉ（左から）の岸優太、神宮寺勇太、平野紫耀（撮影・堀内翔）＝１７日

　滝沢秀明氏が代表を務める「ＴＯＢＥ」所属の全アーティストが一堂に会した東京ドーム公演「ｔｏ　ＨＥＲＯｅｓ～ＴＯＢＥ　１ｓｔ　Ｓｕｐｅｒ　Ｌｉｖｅ～」が１７日に熱狂の千秋楽を迎えた。 【写真】ダンスを披露する三宅健　「会いにきてくれることがうれしい」と語った 　平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太らによるユニット・Ｎｕｍｂｅｒ＿ｉ、７人組グループのＩＭＰ．、三宅健、北山宏光、大東立樹らが豪華共演。同社の設立から１年、滝沢社長が「スタート」と位置づけた１歩目は４日間で計２２万人を動員する壮大な船出となった。 　最終公演の直前に取材に応じた滝沢社長は「ＴＯＢＥとしての開幕みたいな気持ちです。ようやくファンの皆さんと会える環境を迎えられました。本当に待っていてくださっていたと思いますので」とファンとアーティストを直接つなぐ最初の一歩を踏み出せたことに安堵（あんど）した。 　連日超満員となったドームの景色には「アーティストの覚悟を理解して、ついてきてくださるファンの方たちがいて。とてつもないパワーを感じました。すごい景色ですね」と、感謝の思いを何度も口にした。 　６月からは東京・有明アリーナで各アーティストの単独コンサートを開演することも決定した。「ドーム公演のすぐ後に単独。僕のスピードに文句も言わず、一緒に戦う精神でいてくれるのが心強い」と自慢のアーティスト達を誇らしげに語った。 　Ｎｕｍｂｅｒ＿ｉを代表し、取材に応じた岸は「本当にまだ始まったばかりですが、僕らはお客さんをもっともっと喜ばせることしか考えていません。どんどん皆さんを驚かせたり、喜ばせたりしたい」とファンに向けてメッセージ。いち早くＴＯＢＥに所属し第１号アーティストとなった三宅は「まず会いにきてくれることがうれしい」と感謝しながらも「（ドームに）来たくても来られなかった人たちもいるので」と気遣い、６月の単独公演への意気込みを見せていた。