阪神・近本 10試合ぶりの光明マルチ さらにリーグトップタイ9盗塁目も零敗に言葉少な
◇交流戦 阪神0-2ソフトバンク(2024年6月14日 みずほペイペイD) 虎の4番・近本が淡々と任務を遂行した。12試合連続で先発4番を務め、初回2死二塁で二塁内野安打、6回1死で中前打し、2日ロッテ戦以来10試合ぶりのマルチ安打を記録。6回には二盗も成功させ、こちらも久々、1日同戦以来11試合ぶりの今季9盗塁とし、広島・矢野に並ぶリーグトップに躍り出た。 「(モイネロの印象?)僕が立った打席のことしか話せません」 虎はモイネロに7回12奪三振と苦戦し、自身も4回先頭で空振り三振を喫した。9回も先頭で守護神・オスナから敵失で出塁し、後続に望みを託したものの本塁が遠く、直近4試合で3度目の零敗。出口が見えない貧打のトンネル。責任の一端を感じながら、言葉少なに帰りのバスへと乗り込んだ。