毛やりさばきに磨きをかける子ども奴=岡山県津山市で

　「津山まつり」の後半を飾る岡山県津山市宮脇町の徳守神社の例大祭が27日、市中心部で開かれる。日本三大みこしの一つと言われる大みこしが練り歩き、だんじり計15台が出動するほか、名物の田町奴行列などが花を添える。 【写真】練習に励む子どもたち

　午前9時から神事の後、正午に大みこしが神社を出発。だんじりは神社近くに集合して午後0時10分から統一行動し、歩行者天国にした催し会場の奴通り（南新座）に0時40分から随時到着する。

　会場では津山鶴丸太鼓、田町奴行列、津山情緒保存会、備州岡山城鉄砲隊がそれぞれ披露。2時50分に大みこしが到着する。

　神社では4時から時代絵巻風奉納演芸が行われる。6時半には田町中筋から中島病院前で御神幸祭のライトアップ（同病院主催）が行われ、闇夜に輝く金色の大神輿を堪能できる。

　奴行列は子どもと大人、留学生ら34人が参加する。14日から田町の津山土岐家財団記念館駐車場で練習を重ね、毛やりさばき、投げと受け取りなどの動作に磨きをかけている。当日は記念館・奴保存会本部で出立ちのあと、市中心部を回る。

　大みこし、奴行列の順路、出動だんじりは次の通り。

　【みこし】神社～西松原御旅所（午後0時半着）～西小（1時55分着）～奴通り（2時50分着）～アルネ津山（3時20分着）～観光センター（4時半着）～大谷病院前（5時半着）～中島病院前（6時15分着）～神社帰着（7時半）

　【奴行列】土岐記念館・保存会本部（午前9時）～城西浪漫館（9時34分）～徳守神社奉納（10時）～幸屋精肉店・土肥酒店（10時53分）～寿司楽・服部薬局（11時10分）～田町中筋（11時32分）～昼休憩～祭りイベント会場（午後1時40分）～戸川町・宇佐美鰻店（2時）～津山郵便局2時20分～ソシオ一番街（2時半）～元魚町通り（2時40分）～本部着（3時）

　【だんじり】西今町、元魚町、二階町、京町、坪井町、河原町、新魚町、戸川町、宮脇町、小性町、堺町、福渡町、茅町、昭和町、西松原