割れない、曇らない「メッシュ窓」で超軽量! わずか7.8kgの薪ストーブがキャンプストーブの常識を打ち破る
薪を燃やした熱で暖を取る薪ストーブ。設営の手間がそれなりにかかることや、使い方の正しい知識が要求されることから、キャンプギアの中では比較的上級者向けといってもよいでしょう。 【写真】メッシュ窓を採用したDODの薪ストーブの機能性を見る(全7枚)
軽量&シンプル&コンパクトな新商品
初心者でも扱いやすい、もっと手軽な薪ストーブがないものか……という声に応え、「DOD(ディーオーディー)」が開発したのが「シースルーまきちゃん」。ほとんどの薪ストーブに付いている窓ガラスを思い切って廃止した商品です。 ですが、薪ストーブの醍醐味といえば正面の窓からゆらめく火を眺めること。窓ガラスがなくてもストーブの中が見えるようにするため、金属メッシュ窓を採用し「シースルー」にしています。 メッシュ窓は給気口を兼ねており、空気の流れを作ります。また、ガラスがない分シンプルで軽量化に成功。同じく「DOD(ディーオーディー)」の本格モデル「おとなのまきちゃん」が総重量18.7kgに対し、「シースルーまきちゃん」は7.8kgと、半分以下の重さになっています。 そんなコンパクト設計でありながら、内部は30cmの薪が切らなくても投入できるサイズになっています。
組み立てから撤収まで手間要らず
煙突は一般的な薪ストーブと同様の組み立て式で、6本のパーツをつなげて伸ばします。組み立て時の高さは198cm。薪ストーブに対応するテントで使用できます。「DOD(ディーオーディー)」では「レンコンテント2M・L」が対応しています。 使った後は本体を分解し、ドアも外して中まできれいに掃除ができます。部品のほとんどはステンレス製なので耐久性があり、手入れがしやすいのも特徴のひとつです。 煙突も分解して、本体に収納します。専用の収納袋にしまえば、25com×22cm×38cmのさらにコンパクトサイズに。車に積みやすいサイズです。 薪ストーブデビューを考えている方にぴったりのエントリーモデルといえるのではないでしょうか。
ソトラバ編集部