写真甲子園、宮城・白石工が優勝 北海道・東川で開催
北海道の雄大な自然を舞台に高校生が写真の腕を競う「全国高等学校写真選手権大会(写真甲子園)」の閉会式が2日、東川町で行われ、宮城県白石工業高が優勝した。準優勝は沖縄県立真和志高だった。 白石工業高は障害者施設で職員と入所者が関わる様子や、路上で出会った人のポートレートをモノクロで撮影。代表審査委員の写真家野村恵子さんは「被写体に真っすぐ向き合い、コミュニケーションを取って撮影する姿勢が最も評価された」と話した。 実行委員会によると、7月30日に開幕し、翌日から3日間にわたり3人一組で、東川町など大雪山国立公園周辺を舞台に「またたき」「たいせつ」のテーマに沿って撮影した。