高島屋岐阜、47年歴史に幕 百貨店なし4県目
岐阜県唯一の百貨店、高島屋岐阜店は31日、最後の営業を終えて閉店し、約47年の歴史に幕を下ろした。設備の老巧化が進み、少子高齢化などの影響で収支は悪化傾向にあった。閉店により岐阜県は山形、徳島、島根に続き4県目の「デパートなし県」になる。 1977年9月に開業。岐阜市中心部の柳ケ瀬商店街にあり、地元住民に長らく親しまれた。 運営する岐阜高島屋は8月31日で解散する。従業員は高島屋や各グループ会社などでの再雇用を基本として、地元企業への就職希望があれば支援する。