ドジャース・ロバーツ監督 PHOTO:Getty Images

＜2024年9月2日(日本時間3日)アリゾナ・ダイヤモンドバックス対ロサンゼルス・ドジャース＠チェイス・フィールド＞ 【動画】大谷翔平は道具も異次元だった！元メジャーリーガーが驚愕スペックを熱弁 1試合3盗塁の“足攻”で「50－50」がいよいよ視界に入ってきた。ドジャース・大谷翔平投手(30)が、「1番・DH」でスタメン出場。 4回に二盗を決めると、7回には二盗、三盗を立て続けに成功して今季46盗塁とした。 自己最多タイの1試合3盗塁で「44本塁打、46盗塁」とし、史上初の「50本塁打、50盗塁」へまた一歩近づいた。 大谷はこの日、4打数2安打、2四球、1三振、3盗塁の活躍で、チームもナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスに快勝。首位攻防4連戦を3勝1敗と勝ち越し、ゲーム差を6に広げた(パドレスが5ゲーム差で2位浮上)。 ドジャースは明日3日(日本時間4日)からエンゼルスと敵地で2連戦。大谷は古巣エンゼル・スタジアムで移籍後初めてプレーする。

ロバーツ監督 一問一答

―― 大谷は2度目の1試合3盗塁となりましたが？ 私は（彼の盗塁が）大好きだ。彼のアグレッシブな考え方が大好きだよ。盗塁は状況に応じてチャンスを作っている。今日、ベッツは大きなヒットを打ったが、相手からすると内野ゴロに打ち取らなければならない。 だから、次のプレートまで早く行こうとしているような時（＝盗塁を狙っている時）はピッチャーがゾーンでミスをするかもしれないし、バッターにとっては利益になるかもしれない。彼は使命感に燃えているし、50-50はとても可能性が高いと思う。 ―― 翔平のスタッツや彼のキャリアですでに達成したことは多くの注目を集めていますが、彼が予想以上に賢い野球選手だということは意識していますか？ その通りだ。その選手のことを知るにはその選手ともっと一緒にいることが必要なんだ。だからベースボールIQというものはある。僕が見てきた中で一番感 じたのは、彼はチームプレーヤーだということだ。彼は勝利を望んでいる。 ジョーダン・モンゴメリーに対して、三塁へ走者を進めるために内野の右側にゴロを打つために彼がひっかき回したりしているのを見れば分かるだろう。 最近の彼の三振はストライクゾーンの下のボーダーラインで振っている。そして、彼はフェンスに向かってスイングしていない。彼はいい打席にしようとしている。 それは彼がチームプレーをしていることを物語っている。野球というのはそうすることでいいことが起こるんだ。シーズンを見てみるととても壮観だよ。 ―― 明日からアナハイムで2試合ありますが、大谷への影響はあると思いますか？ 　 彼には最新情報を伝えておくよ。それでどうかな？多少感情的になるのは確かかもしれないが、感情はその人によるものだし、彼はあそこに戻ってもチームの勝利に貢献してくれると思うよ。彼が受け身になる物事は何もないからね。 ―― 大谷はあそこで個人的な成功を収めることはできましたが、チームとして勝つことはできませんでした まあ、あそこで勝てなかったことと、彼のパフォーマンスとは何の関係もないから。そのフランチャイズのために多くのことをしたし、（契約）交渉でもそういう話はなかったと思う。だから、ファンは感謝とねぎらいの気持ちを持って彼を受け入れると思うよ。 ―― 大谷に休養を与えるというようなことを冗談で言っていたが、彼には（ホームラン）50本もかかっているが？ 分からないけど、多分しないと思う。つまり彼の体調次第だと思う。今年は2日ほど休ませたと思うが。それは彼がそうしたいという時と私が必要だと感じた時だった。今後も私が必要だと感じた時だけそうするだろう。 テレ東リアライブ編集部