【MotoGP】ドゥカティ、3連覇なるか? デスモセディチGP24のカラーリングを発表
1月22日、ドゥカティはイタリアで2024年シーズンに向けたチーム体制発表会を実施し、最新型となるデスモセディチGP24のカラーリングを公開した。 【ギャラリー】3連覇に向けて発進! ドゥカティ・デスモセディチGP24 ドゥカティは2023年シーズンに、フランチェスコ・バニャイヤと共にライダーズタイトルを獲得。同社のMotoGP参戦史上初となる、2年連続の王者となった。 また全20戦中17戦でサテライトチームを含むドゥカティ陣営が勝利し、1997年と2003年にホンダが記録していた年間勝利数の最多記録(15勝)を更新するなど、支配的なシーズンを過ごした。 2024年は3連覇へと記録を伸ばせるか注目されるドゥカティ。22日の発表会でお披露目されたGP24は彩度の異なるレッドとブラックを使った昨年からのデザインを踏襲。大きく変更されてはいないが、ライダースーツも含め新たなデザインとなっている。 なおライダーラインナップはバニャイヤとエネア・バスティアニーニを継続する。なおバニャイヤは2024年も引き続きチャンピオンナンバーの1番を使用する。 昨シーズン終盤にはタイトル争いを演じたプラマック・ドゥカティのホルヘ・マルティンを昇格させるという噂もあったが、タイトル争いに敗れたこともあり、バスティアニーニが継続起用されている。 2024年シーズンからMotoGPは新しいコンセッション(優遇措置)を導入するが、ドゥカティは圧倒的な強さを見せたことで、制限を受ける立場となる。KTMやアプリリアといった欧州勢と比較してもテスト用タイヤが少なく、2023年までは年3回行なうことができたワイルドカード参戦の枠も0回へ削減されている。 2024年も引き続きプラマック、VR46、グレシーニと3チームにマシンを供給し合計8台体制を築いているドゥカティだが、ライバルに比べて制限を受けた状態でタイトル3連覇を果たせるかどうか注目だ。
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