「こだま」と「のぞみ」はどちらがお得? 東京~新大阪間の所要時間・料金を解説!
東京と新大阪間の新幹線には、主要駅のみに停車する「のぞみ」と各駅停車の「こだま」があります。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認 また「こだま」よりも「のぞみ」の方が本数も多いようです。実際の所要時間や料金がどれくらい違うのか知りたい方もいるでしょう。 そこで今回は、東京から新大阪間で利用する「こだま」と「のぞみ」の所要時間や料金を比較します。
東京から新大阪の「こだま」と「のぞみ」の所要時間と料金
東京と新大阪間で利用できる新幹線の「こだま」と「のぞみ」の所要時間や料金、停車駅数は、表1の通りです。
<表1> ※東海旅客鉄道株式会社「アクセス検索」を基に筆者作成 「こだま」と「のぞみ」の所要時間の差は、停車駅数の違いが原因と考えられるでしょう。東京と新大阪を含めると、「のぞみ」が6駅に対して「こだま」は17駅あります。さらに、移動時間が短い「のぞみ」の方が、1時間あたりの本数も多い傾向があるようです。 料金を見てみると、自由席は同じ金額に設定されていますが、指定席やグリーン車の場合は「のぞみ」の方が320円高く設定されています。少しでも安い料金で移動するか、できるだけ早く移動したいかで、どちらに乗車するか選択するとよいでしょう。
東京から新大阪の移動で「こだま」を利用するメリット
東京から新大阪の移動で「こだま」を利用するメリットは、以下の通りです。 ・のぞみでは停まらない駅に停車する ・のぞみよりも空いているケースがある ・移動時間を有効活用できる 「こだま」は、新幹線の各駅停車のため「のぞみ」では停まらない静岡や浜松、豊橋、岐阜羽島などに停車します。「のぞみ」では停まらない駅を利用したい方には「こだま」が便利です。 さらに、利用者の多い「のぞみ」よりも「こだま」の方が空いている傾向にあるようです。なるべく混雑を避けたい方は「こだま」を利用するとよいでしょう。 「こだま」を利用して東京~新大阪間を移動する場合、約4時間程度の時間を要します。しかし、この約4時間は「誰にも干渉されない時間」とも考えられるため、動画を視聴したりパソコンを使って仕事をしたりしたい方は「こだま」の利用がおすすめです。
「のぞみ」よりも「こだま」の方が所要時間が長いが、お得に利用できる可能性がある
東京と新大阪を結ぶ新幹線の「こだま」と「のぞみ」の所要時間や料金について解説しました。「のぞみ」は約2時間30分程度の乗車時間に対し、「こだま」は約4時間と1時間以上余分にかかります。 「こだま」の方が時間はかかりますが、移動時間を有効活用したい方には、おすすめです。それぞれの特徴や自身の状況に合わせて、どちらを利用するか検討してみてください。 出典 東海旅客鉄道株式会社 アクセス検索 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部