チェルシーGKケパにアル・イテハドが巨額オファーと現地報道 選手自身はレアル・マドリードへの再レンタルを望む
23-24シーズンはラ・リーガ14試合に出場
サウジアラビアは今夏の移籍市場でもビッグネームの獲得を目指すようだ。 スペイン『MARCA』によると、チェルシーに所属するGKケパ・アリサバラガはサウジアラビアのアル・イテハドから巨額のオファーを受けているという。チェルシー側は売却に前向きであり、現在は移籍の後押しに取り組んでいるようだ。 アスレティック・ビルバオのU-19出身であるケパは、2018年8月に当時GKとしては史上最高額となる7100万ポンドの移籍金でチェルシーへ完全移籍。これまで公式戦は通算163試合に出場し、18-19シーズンにはチェルシーのヨーロッパリーグ制覇に貢献した。そんなケパだが、2023年8月にレアル・マドリードにレンタル移籍。怪我を負ったベルギー代表GKティボー・クルトワの代役として加入したが、ウクライナ代表GKアンドリー・ルニンの台頭もあり、23-24シーズンはラ・リーガでの出場が14試合に留まっていた。 現在は所属元のチェルシーに帰還しているケパだが、去就は未だ不透明。そのような状況下で、今回破格のオファーを提出したのが、サウジアラビアのアル・イテハド。ケパは時間をかけて将来を検討するというが、同メディアによると、ケパ自身はクルトワの控えを受け入れる覚悟があり、あくまでもレアル・マドリード残留を強く望んでいるとのこと。そしてレアル・マドリード側もルニンがクラブを去る場合、ケパを再度レンタル移籍で獲得することを検討しているという。 アスレティック・ビルバオ時代には将来を渇望されたケパだが、29歳にしてヨーロッパの舞台から姿を消すことになるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部