当初予算などを可決し閉会した2月定例県議会＝19日午前、議事堂

　2月定例愛媛県議会は19日、正副議長選を行い新議長に県議会会派・自民党の三宅浩正氏（58）＝松山市・上浮穴郡区、5期＝、新副議長に自民の松尾和久氏（50）＝同、4期＝を選出した。 　6常任委員会と議会運営委の新たな正副委員長も選び、自民が独占した。2017年に分裂した自民系2会派が23年5月に合流し、自民による主要ポスト掌握が続く。 　定例会は、当初予算を含む71件を原案可決し、閉会した。一般会計は過去最大となる7283億円。人口減少対策に40億1055万円、中小企業向け貸付金に1089億8千万円などを盛り込んだ。