アバック、新たな施策でフランチャイズ加盟店の開業と経営をサポート。全国の出店を募集開始
ホームシアターの設計/施工などを手がけるアバックは、全国出店計画の本格化を発表。新規出店に加えて、フランチャイズ加盟店を募集し、独立希望者を対象とする新たな支援プログラム「トリプル0(ゼロ)」施策を開始した。 【画像】加盟者の初期費用負担を0円にし、プロとして独立できる環境を整備する「トリプル0(ゼロ)」施策 本施策は、フランチャイズ店舗における開業資金、月々の家賃・水道光熱費の負担、在庫負担を0円にするというサポートプラン。新店舗の設計から施工、展示機器の貸し出しなどをアバックが行うため、開店準備が必要なくなる。さらに店舗運営に必要な固定費(賃貸借契約/光熱費)の支払いと維持のほか、商品在庫もアバックが管理し、経営リスクを最小化。必要な商品はリアルタイムで供給を行い、高額商品の仕入れや余剰在庫、売れ残りの心配もないとしている。 募集される出店スタイルは、ホームシアター機器の体験、販売、設計施工(インストール)を主とする「ホームシアターファクトリー店」と、ピュアオーディオ機材の体験、販売を主とする「Classic(クラシック)店」の2つ。エリアは全国が対象だが、既存店舗の所在地は除く。 同社はフランチャイズ店に加盟するメリットとして、アバックブランド力の活用、手厚い運営サポート、最新商品の安定供給の3点を挙げ、下記のようにコメントした。 「『トリプル0』施策は、ホームシアター、オーディオ・ビジュアル専門店として独立を目指す方々に対し、リスクを最小限に抑えながら業界参入のチャンスを提供するために設計されました。コロナウィルスによるパンデミックや、人口減少が叫ばれる中、アバックは業界内でも着実に成長を続け、現在11都道府県に14店舗を展開。本格的なホームシアターやオーディオを視聴・体験できる、地域に密着した『体験型店舗運営』が需要拡大の鍵となっています。この施策を通じて、アバックは全国のオーディオ・ビジュアル市場を更に活性化、より多くの方々が本物のホームエンターテイメントを体験できる場を増やし、加盟者と共に更なる成長を目指します。」 契約/出店希望の際は、まず特設サイトの専用フォームに問い合わせを行う。アバックから事業内容・運営スタイルに関する説明をオンライン、もしくはメールか電話にて受けた後、横浜本社にて面接となる。 フランチャイズ契約後は、必要に応じて既存店舗にて数か月の実務研修が実施され、店舗完成後に着任となる。なお、募集は一定の件数に達し次第締め切りとなる可能性があるとのこと。詳細は特設サイトで確認できる。 AV・家電メーカーを退職したが、まだまだ元気で自分の経験を活かしたい、近しい業界で働いた色々な経験はあるが自分で店舗を持つ資金がない、地元に戻って好きなことを仕事にしたい、自身でもシアター構築をしているAVファンで、この楽しさを他の人たちにも伝えたい、など、興味がある方は、ぜひ詳細をチェックしてみてほしい。なお、今回の募集では、ホームシアター、オーディオ未経験者の方の採用は行っていないとのこと。
編集部:松原ひな子